16075cd5915054559d885c165faaea11_s-300x200

【胸の痛み】乳腺症の原因と症状・しこり取り方と治療法まとめ!エストロゲンが原因!?

胸にしこりを見つけると、「乳がんかも!?」と不安になると思います。でも、胸にしこりがあるからといって乳がんと決まったわけではありません。

 

胸にしこりができる病気の1つに乳腺症があります。乳腺症の原因や症状、乳がんとの違い、しこりの取り方や治療法などをまとめました。

乳腺症とはどんな病気?

212169

 

乳腺症とは乳腺に様々な病変があることの総称です。乳がんのように明らかな病気というわけではないので、乳腺症とはとても曖昧な病名なのです。

 

乳腺症は30~40代の女性に多い病気で、「おっぱいの老化現象」と言われることもあります。

 

乳腺症は胸にしこりができることが多いので、乳がんと間違われやすいのですが、乳腺症は乳がんとは違い良性疾患ですので、乳がんのように浸潤したり、転移したり、死に至ることはありません。

 

 

乳腺症の原因は?

31a46948846cce7ed702e59c2e49baa0_s

 

乳腺症の原因は、女性ホルモンのバランスが崩れて、エストロゲンが過剰状態になったことで起こるとされています。

 

乳腺は女性ホルモンの影響を受ける器官です。生理前に胸が張るという人がいますよね。あれは、女性ホルモンの影響で乳腺が増殖するために起こる現象です。

 

そのため、女性の乳腺は1ヶ月周期で増殖と萎縮を繰り返していることになります。そうすると、乳腺が増殖している部分と萎縮している部分が混在し、さらに線維化した部分ができるようになりますので、大小さまざまなしこりができるようになるのです。

 

乳腺症は女性ホルモンの影響を受けていますので、生理周期で症状の増悪・軽減があり、生理が近づくと症状が悪化し、生理が終わると症状が軽快します。

 

 

乳腺症の症状

16075cd5915054559d885c165faaea11_s

 

乳腺症の症状は、次のようなものがあります。

・乳房のしこり

・乳房の痛み

・乳房の張り

・乳頭部からの分泌物

・乳房のかゆみ

 

乳腺症のしこりは、境界が不明瞭で痛みがあるという特徴があります。乳腺症の痛みは、ひどい時は少し動くだけで痛みを感じて、歩くだけで痛いということもあるんです。また、乳頭からの分泌物は白色~透明のことがほとんどです。

 

先ほども説明しましたが、乳腺症の症状は生理が近づくと悪化し、生理が来ると軽くなるという特徴があります。ただ、乳腺症が悪化すると、痛みは生理周期と関係なく、痛むことが増えてきます。

 

 

乳腺症と乳がんは違うもの!4つの違いとは?

乳腺症の症状は、乳がんと似ていて、胸にしこりを発見した時は「乳がんかな?」と不安になることがあります。

 

乳腺症の症状は、確かに乳がんと似ているのですが、乳腺症と乳がんは全く違う病気なのです。

 

 

乳腺症は良性疾患

6c75da7e1623700cd93c51f7a391c3a8_s

 

乳腺症は良性疾患です。そのため、乳腺症になってもその症状が乳房以外に広がったり、遠隔転移することはありません。また、命に関わることもありません。

 

乳腺症のしこりが悪性に変わることもありませんので、「がんになる」という心配は必要ないのです。

 

現荘では乳癌が乳腺症から発生するという考えは、ほぼ否定されています。乳腺症だからといって、とくに乳癌になりやすいわけではないということです。

 

引用:乳腺症について | 中澤プレスセンタークリニック

 

 

生理周期で変化する

521056044de21c656116b39da146950f_s

 

乳腺症の症状は、生理周期で変化します。生理が近づけば乳腺症の症状は悪化し、生理が来れば軽快します。

 

それに対して、乳がんは原因としてエストロゲンが関わっているものの、生理周期と症状は関係なく、生理が来たからといって腫瘍が小さくなることはありません。

 

 

閉経すると改善する

6d452fc464fb67dd449b325b2976c023_s

 

乳腺症はエストロゲンの過剰状態が原因ですから、閉経してエストロゲンの分泌量が低下すれば、自然と症状は軽快します。

 

また乳腺症は、閉経後は症状が自然に緩和されていきます。 

 

引用:乳腺症

 

 

しこりは痛い

aa56c04b813502a79797ce1c61eafa9e_s

 

乳がんのしこりは、押しても痛みがないことがほとんどです。乳がんで痛みが生じるのは炎症性乳がんという珍しいタイプの乳がんだけです。

 

それに対して、乳腺症のしこりは押すと痛いだけでなく、少し動いただけでも痛みが出るという違いがあります。

 

 

乳腺症になりやすい人

乳腺症になりやすい人は、次のような人です。

・人工中絶や流産をしたことがある人

・出産回数が少ない人

・授乳期間が短い人

・生理不順の人

・ストレスが多い人

・脂肪摂取量が多い人

 

一度でも妊娠したことがあると、エストロゲンの分泌量が増えて、乳腺組織が発達しますので、乳腺症になりやすくなります。

 

また、出産回数が少なく授乳期間が短いと、それだけ生理がある期間が長いので、乳腺の増殖・萎縮が繰り返され、しこりができやすくなるのです。

 

また、生理不順やストレスは、女性ホルモンのバランスを乱して、エストロゲンの過剰状態を作りやすくなりますし、過度の脂肪摂取はエストロゲンの分泌量を増やしますので乳腺症になりやすいのです。

 

 

乳腺症の検査方法

564347

 

乳腺症は良性の疾患ですので、痛みはあるものの、命に関わるものではありません。でも、乳がんではないことをハッキリさせる必要はあります。

 

乳腺症と乳がんの症状は似ている部分もあります。また、好発年齢も乳腺症は30~40代、乳がんは30代後半から50代と重複しています。

 

本人は「たぶん乳腺症だろう」と思っていても、実は乳がんだったとなったら、手遅れになってしまいますので、胸のしこりを見つけたら、必ず乳腺外科で検査を受けなければいけません。

 

乳腺症の検査方法は、乳がんと同じです。マンモグラフィーや超音波(エコー)検査を行い、それで診断できなければ、針生検などを行って、乳がんではないことを確認します。

 

 

乳腺症のしこりの取り方・治療法

乳腺症のしこりの取り方や治療法をはどのようなものになるのでしょう?実は、乳腺症のしこりは取らないのです。

 

 

経過観察

d42b87363b4165acd0534fcedb12a862_s

 

乳腺症の治療の基本は経過観察です。乳がんではなく乳腺症という診断がつけば、特に積極的な治療はせずに、経過観察をしていきます。1年に1回程度、乳腺外科を受診して、異常がないかを検査します。

 

閉経後は乳腺症の症状は自然と軽快することがほとんどです。

 

 

ホルモン剤の投与

乳腺症の痛みが強い場合は、エストロゲンの分泌を抑制するダナゾールという薬を服用することがあります。

 

ホルモン剤で閉経後と同じようなホルモンバランスにすることで、乳腺症の症状を緩和させるのです。

 

 

乳腺症の症状を和らげるには?

乳腺症は、特に積極的な治療が必要な病気ではありませんが、痛みや胸の張りがありますので、日常生活の中で症状を和らげられる方法を実践していきましょう。

 

 

規則正しい生活を!

28f9f2e92b4a7ed8e6c721f8ddd64ad5_s

 

乳腺症の症状を和らげるには、規則正しい生活を送りましょう。早寝早起きをして、質の高い睡眠を取ることで、ホルモンバランスを整えることができますので、エストロゲンの過剰状態を治すことができます。

 

また、ストレスフリーな生活を送ることも大切です。ストレスはなるべく解消して、日常生活中でストレスになりそうなものは避けて生活しましょう。

 

 

食事の内容を見直す

f030ba6843576cbbf617a757acd3193f_s

 

乳腺症の人は、食事の内容を見直してみましょう。乳腺症の人の食事のポイントは次の3つになります。

  • 1.脂肪分の少ない食事を取る
  • 2.ヨウ素を積極的に摂る
  • 3.カフェインは控える

 

過剰な脂肪はエストロゲンの分泌を増やしますので、脂肪分は少なめにして、あっさり和食を食べるようにしましょう。

 

また、ヨウ素はエストロゲンの働きを抑えてくれる作用があります。

 

これはヨウ素が女性ホルモンエストロゲンの乳腺への働きを弱めてくれからです。

 

引用:ヨウ素|Dr.Oz 自然療法専門医のひとりごと。

 

そのため、乳腺症の人はワカメや昆布などの海藻類を積極的に食べると良いでしょう。

 

また、カフェインは控えめにしてください。カフェインはエストロゲンの分泌を促進させる効果がありますので、コーヒーや玉露、エナジードリンクなどカフェインが多く含まれている飲み物は控えめにして、麦茶やハーブティー、デカフェなどカフェインレスのものを飲むと良いでしょう。

 

 

硬いカップのブラジャーで固定

3950de985ff259a7c89e618aa674ba39_s

 

乳腺症の人は、硬めのカップのブラジャーをつけて胸をしっかり固定することで、動いた時に胸が揺れずに済みますので、痛みを抑えることができます。

 

 

まとめ

乳腺症はおっぱいの老化現象というちょっと悲しい病気ですが、良性の疾患ですので、特に積極的な治療は必要ありませんし、乳腺症のしこりががん化する心配もありません。

 

ただ、乳がんかどうかの検査は絶対に受けなければいけません。乳腺症という診断を受けたら、規則正しい生活をして、食生活に気をつけるなどをして、乳腺症と上手に付き合っていきましょう。

HAPIETトップページに戻る

記事に関連するキーワード

関連する記事①

4fc67fce6bf784357dd6b5ad94a51e75_s

【不妊の原因】子宮内膜症の症状・原因・3つの治療法【重い生理痛】

生理の時に寝込むほど生理痛がひどい、夜用のナプキンをしても間に合わないほど経血量が多いなどの症状に思い当たる人はいませんか?そのような症状が

766c1a5f417e8807398eac5aa885e1a2_s-300x200

【月経】生理周期の正常範囲、短い時や長い時の原因3つと隠れているかもしれない病気まとめ

「私の生理周期は正常範囲かな?」と不安に思っている女性は多いと思いますので、まずは生理周期の正常範囲を知っておきましょう。   ま

406c120549adbe4cb3a9de949fbe8c6d_s

不妊症の定義や原因・割合・チェックリスト・治療方法5選

赤ちゃんが欲しいのに、なかなか妊娠しないと悩んでいる女性は多いですよね。不妊はとてもデリケートな問題なので、周囲の人に相談しにくく、自分1人

pht_20160304_1-300x200

乳がんの症状や原因・ステージ別生存率・治療法まとめ

日本人女性が罹患するがんの中で最も多いのが乳がんです。乳がんは早期発見・早期治療を行えば、予後は良好ながんですので、それほど恐れる必要はあり

134f2f4ce5fd35b426f00f0e7b00720c_s-1-300x200

女性の更年期障害は辛い?その症状・原因・年齢と2つの治療法・4つの対処法まとめ

女性の更年期障害は辛いって聞くけど、具体的にどのような症状がいつごろ現れるのかイマイチよくわからないという人も多いのではないでしょうか?&n

関連する記事②

dd737010d9efbcb8d82757fed4356bf2_s

美容の大敵!セルライトの4つの消し方・除去方法【ダイエットで解消できる?】

二の腕や太ももにセルライトができてしまって、悩んでいる女性は多いですよね。ボコボコとしたセルライトは、どうやって消せば良いのでしょうか?&n

ystad-1578891_640

くせ毛を治す方法9選!4つの原因と改善対策法を徹底解説

くせ毛に悩んでいる女性は多いですよね。くせ毛はすぐに広がってしまうし、雨の日はうねりが強くなって、どうしたら良いのかわからなくて困ってしまう

8239488923a929b37410453831b11a22_s-204x300

【乳房の病気?】女性の胸の痛みの3つ原因と5つの病気まとめ【乳房以外の可能性も】

女性が胸の痛みを感じたら、どんな病気の可能性があるのでしょうか?「女性の胸の痛み」というと、まずは乳房の病気を疑います。でも、乳房の病気以外

5bcc4d6b0a9ca8692399ce6b4e749f12_s-300x200

【痛み】下腹部や子宮が痛い7つの原因と対処法まとめ!婦人科以外の病気の可能性も!?

下腹部に痛みがある、子宮が痛いという場合、どんな原因が考えられるのでしょう?下腹部の痛みは婦人科系の病気が原因のこともありますが、それ以外の

c3d0f71d19af057715b88454eebdf044_s-200x300

喉が渇くのはなぜ?5つの原因と9つの病気、6つの対処法まとめ

最近無性に喉が渇くという人はいませんか?喉が乾いたら、水を飲めばOKと思っているかもしれませんが、「喉が渇く」という症状には思わぬ原因や疾患

記事へのコメント

HAPIETとは

HAPIET [ハピエット]は「女性のコンプレックスを解決する」がメインテーマの情報まとめサイトです。女性が美しくなるために必要な食事・運動・筋トレ・ダイエット方法、そして美容や健康全般に関する情報をまとめています。