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【胸のしこり】乳腺線維腺腫の症状・原因・治療法のまとめ

胸にしこりを発見して、「乳がんかも!?どうしよう…」と不安に思っている女性はいませんか?胸のしこりは乳がんの可能性も否定できませんが、必ずしも乳がんであるというわけではありません。

 

胸にしこりができる病気の1つに乳腺線維腺腫があります。乳腺線維腺腫の症状や原因、乳がんとの違い、治療法についてまとめました。

乳腺線維腺腫ってどんな病気?

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出典:kenpo.gr.jp

 

乳腺線維腺腫とは、胸にしこりができる良性の病気です。「良性」ですので、胸にしこりができても、乳腺線維腺腫はがんとは違う病気になります。がんではなく良性の病気ですので、乳腺線維腺腫は、すぐに手術をしなければ命に関わるということはありません。

 

また、乳腺線維腺腫のしこりが悪性のがんに変化するということもありませんので、安心してください。

 

ハッキリした輪郭の少し柔らかめのしこりを形成し、乳房の片側にできて気づくことが多いですが、よく調べてみると両側の胸に複数見つかることもあります。

 

引用:乳腺線維腺腫

 

乳腺線維腺腫は女性ホルモンの影響で、上皮細胞と間質細胞が増生し、乳腺や線維組織が増殖することで、しこりとなる病気で、10代から20代の若い女性に多いという特徴があります。

 

乳腺線維腺腫は以前は「良性の腫瘍」と考えられていましたが、現在は腫瘍ではなく女性ホルモンの影響による乳腺の過形成状態であるとされています。

 

しこりの大きさは2~3センチで止まることが多いのですが、まれに5センチ程度まで大きくなることもあります。

 

乳腺線維腺腫は10~20代で発見されて、そのまま放置していても線維腺腫の1/3~2/3は自然に小さくなっていって、40~50代になると、気にならないほどに小さくなることもあります。

 

 

乳腺線維腺腫の症状

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乳腺線維腺腫の主症状は、胸のしこりです。乳腺線維腺腫の胸のしこりは、触るとコロコロと動き、弾力性があって柔らかいものとされています。

 

「乳腺線維腺腫」の症状は、乳房に1~3cmほどの、ちょうどおはじきのような円形で平らなしこりができて、さわるとコロコロとよく動くのが特徴です。

 

引用:乳腺線維腺腫

 

乳腺線維腺腫の症状である胸のしこりの特徴をまとめると、以下のようなものになります。

 

・大きさは1~3センチ(まれに5センチまで大きくなることも)

・触るとコロコロ動く

・円形で平たい形

・しこりの境界がはっきりしている

・弾力性があって柔らかい

・触っても痛みはないことが多い

 

ただ、これらの症状すべてに当てはまるから、100%乳腺線維腺腫で確定というわけではありません。同じような症状でも、乳がんや葉状腫瘍の可能性がありますので、必ず乳腺外科で検査を受けなければいけません。

 

 

乳腺線維腺腫の原因

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乳腺線維腺腫の原因は、ハッキリとは解明されていませんが、女性ホルモンであるエストロゲンが関係していると考えられています。

 

エストロゲンの影響で、乳腺や線維組織が少しずつ大きくなって、しこりを形成するのです。エストロゲンの分泌が増え始める思春期に小さなしこりが形成され、そこから少しずつしこりが大きくなり、20代になって触って分かるほどの大きさのしこりになって発見されることがほとんどです。

 

乳腺線維腺腫はエストロゲンが関係していますので、エストロゲンの分泌量によって大きさが変わることがあります。そのため、エストロゲンの分泌量が多くなる妊娠中やエストロゲン療法をやっている時は、乳腺線維腺腫のしこりが大きくなることがあります。

 

また、40代~50代の更年期になって、エストロゲンの分泌量が減少し始めると、乳腺線維腺腫のしこりは自然に小さくなって、気にならなくなることもあるんです。

 

 

乳腺線維腺腫と乳がんとの違いは何?

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乳腺線維腺腫は胸にしこりができる病気ですが、同じように胸にしこりができる病気には乳がんがあります。乳腺線維腺腫と乳がんの違いを確認しておきましょう。

 

 

胸のしこり

乳腺線維腺腫と乳がんはどちらも胸にしこりができますが、胸のしこりといっても、それぞれ特徴が違います。

 

<乳腺線維腺腫のしこり>

・柔らかく弾力がある

・大きくなっても3センチ程度

・コロコロ動く

・基本的に痛みはないが、まれに痛みがあるしこりがある

 

 

<乳がんのしこり>

・乳腺線維腺腫のしこりよりも硬め(石ころのような硬さ)

・短期間でどんどん大きくなる

・初期段階だと動くが、進行すると動かなくなる

・乳がんのしこりは痛みがない

 

 

予後

乳腺線維腺腫は良性の疾患ですので、そのまま放っておいても、それががんに変わったり、転移したりすることはなく、命に関わることはありません。

 

乳がんはご存知のように悪性疾患ですから、乳がんのしこりをそのまま放っておくと、皮膚や周辺組織に広がったり、リンパ性・血行性に転移を起こし、死に至ることもあります。

 

 

そのほかの違い

  • 乳腺線維腺腫は10~20代に多く、乳がんは40~60歳が好発年齢とされています。
  • 乳腺線維腺腫の症状はしこりのみなのに対し、乳がんは乳頭からの分泌物や皮膚の引き攣れなどの症状がある場合もあります。

 

 

胸のしこりの違いの説明を見てもわかると思いますが、素人には胸のしこりを触っただけでは、乳腺線維腺腫なのか乳がんなのかの違いは判りません。医師も触っただけでは、わからないことも多く、確定診断をするためには、エコーやマンモグラフィーで検査をし、場合によっては針生検を行うこともあります。

 

 

乳がんではなく葉状腫瘍の可能性も

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出典:fujita-hu.ac.jp

 

乳腺線維腺腫と似たような病気には、葉状腫瘍があります。乳がんではなくても、葉状腫瘍の可能性もあるのです。

 

葉状腫瘍は乳腺線維腺腫と同じように胸にしこりができる病気で、良性・境界型・悪性の3つに分類できます。

 

葉状腫瘍の胸のしこりは、短期間で大きくなり、10センチ以上に肥大することもあります。悪性の葉状腫瘍は肺などに遠隔転移する可能性がありますので、すぐに手術で切除しなければいけません。

 

病理診断(良性、境界病変、悪性)と患者さんの術後経過(予後)に不一致が見られ、病態の解釈が難しい。

 

引用:乳房の葉状腫瘍について 虎の門病院

 

葉状腫瘍の場合は針生検での鑑別や病態の解釈が難しいため、良性でも手術でしこりを切除するのがセオリーとなっています。

 

乳腺線維腺腫と同じような症状であっても、経過や予後が全く違う乳がんや葉状腫瘍の可能性がありますので、胸にしこりができたら、乳腺外科できちんと検査をしなければいけないのです。

 

 

乳腺線維腺腫の治療法

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乳腺線維腺腫の治療法は、基本的に経過観察です。何度も言っていますが、乳腺線維腺腫は良性の病気ですので、命に関わることはありませんし、年齢を重ねることで、自然としこりが小さくなっていくことが多いためです。

 

ただ、必ず乳腺外科を受診して、乳腺線維腺腫の確定診断を受けてください。先ほども少し触れましたが、乳腺線維腺腫の検査方法は、触診とマンモグラフィー、エコーです。

 

この3つの検査をしても、確定診断が難しい場合には生検を行うこともあります。

 

超音波検査で異常を認めた場合は、乳腺穿刺吸引細胞診あるいは乳腺針生検を施行します。

 

引用:乳腺科|大阪 乳がん検診 マンモグラフィ 女医 はやしレディース肛門・泌尿器クリニック 日曜診療

 

針を刺すという検査方法に不安を感じる人も多いかもしれませんが、身体への負担は非常に少ないですし、確定診断をするためですので、頑張って検査を受けましょう。事前に医師からきちんとした説明を受ければ、不安も和らぐはずです。

 

また、検査の結果、乳腺線維腺腫との診断を受けた後も経過観察を続ける必要がありますので、医師の指示に従って半年から1年に1回は健診を受けるようにしてください。

 

ただ、乳腺線維腺腫との確定診断があっても、しこりの大きさが3センチ以上ある場合は、手術することもあります。

 

線維腺腫と診断された場合でも、3cmを超えていると葉状腫瘍の可能性も否定できないため、一般的には摘出生検が勧められます。

 

引用:症状と疾患

 

胸のしこりに気づいたら、早めに受診をして検査を受けておいた方が良いでしょう。

 

 

まとめ

乳腺線維腺腫の症状や原因、乳がんとの違い、治療法をまとめました。乳腺線維腺腫は乳がんや葉状腺腫と似たしこりができる病気ですが、命に関わる病気ではありませんので安心してください。

 

ただ、乳がんや葉状腺腫とは違うことをきちんと確認しておく必要がありますので、胸のしこりに気づいたら、乳腺外来を受診してくださいね。

 

乳腺外来を受診するのは、なんとなく恥ずかしいという気持ちがあるかもしれませんが、乳腺外来は女性の医師が多いですので、女性医師がいる乳腺外来を選んで受診すると良いでしょう。

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