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カフェイン依存症の原因と症状・危険な量・治療法まとめ

毎日、何度もコーヒーを飲まないと落ち着かない、コーヒーを飲まないとソワソワしてしまうという人は、カフェイン依存症になっている可能性があります。

 

カフェインは上手に使えば、健康に良いものですが、気をつけないとカフェイン依存症になってしまって、健康に悪影響が出てくるものなんです。

 

カフェインのメリット・デメリット、カフェイン依存症の原因や依存症になる量、症状、改善法や治療法をまとめました。

カフェインのメリットやデメリット

カフェイン依存症について説明する前に、まずはカフェインのメリットとデメリットを説明していきます。

 

 

カフェインのメリット

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カフェインのメリットは、次の4つがあります。

・眠気覚まし
・片頭痛の緩和
・消化促進
・筋肉疲労の緩和

カフェインは脳の中枢神経に働きかけ、眠気を覚ましてくれますので、仕事や勉強の効率をアップさせてくれる効果があります。

 

また、片頭痛は脳の血管が拡張することで起こりますが、カフェインは血管収縮作用がありますので、片頭痛を緩和させてくれるんです。

 

そして、カフェインは胃酸の分泌を促す効果がありますので、食後にカフェインを摂取すると、消化促進の効果があります。さらに、血液の流れを良くすることで、筋肉に乳酸が溜まりにくくなりますので、筋肉の疲労回復が早くなるんです。

 

 

カフェインのデメリット

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カフェインのデメリットは次の4つです。

・胃が荒れる
・貧血
・不眠
・自律神経の乱れ

カフェインは胃液の分泌を促進しますので、食後にカフェインを摂取すると、消化を促進できますが、空腹時にカフェインを摂取すると、胃に何もない状態で胃液が分泌されますので、胃酸で胃が荒れてしまいます。

 

また、カフェインは鉄分などのミネラルの吸収を阻害しますので、カフェインを取りすぎると、鉄欠乏性貧血になってしまうんです。

 

カフェインには覚せい作用がありますので、夜にカフェインを摂取すると、睡眠の質を下げる原因になります。さらに、交感神経を刺激して、交感神経が優位になりますので、自律神経のバランスが乱れて、体調不良になりやすくなってしまうんです。

 

 

カフェイン依存症とは?

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カフェインのメリットとデメリットを理解したら、次はいよいよカフェイン依存症について説明していきます。

 

カフェイン依存症は、カフェインを摂取せずにはいられない、カフェインを摂らないと禁断症状が出てくる状態のことです。

 

アメリカ精神医学会では「カフェイン中毒」を精神疾患の1つとしていますが、カフェイン依存症はその一歩手前と言って良いかもしれません。

 

カフェインは依存性がある物質なので、継続して過度に摂取していると、カフェイン依存症になってしまうのです。

 

カフェインの摂取をやめられない、カフェインを摂取したくてたまらなくなるという人は、カフェイン依存症になっている可能性が高いです。

 

 

カフェイン依存症になる摂取量は?

カフェインは適切な量を摂取していれば、カフェイン依存症になることはありません。過度な量を長期的に摂取していると、カフェイン依存症になっていまうです。

 

では、カフェイン依存症になる過度な量とはどのくらいでしょうか?ヨーロッパ食品安全機関(EFSA)によると、安全なカフェイン摂取量は、次のように定められています。

 

・健康な成人の習慣的カフェイン摂取量=400㎎/日以下

・妊婦の習慣的カフェイン摂取量=200㎎/日以下

・授乳婦の習慣的および単回用量のカフェイン摂取量=200㎎/日以下

出典:食品安全関係情報詳細 食品安全委員会

 

健康な大人の場合、1日400㎎以上のカフェインを摂取していると、カフェイン依存症になる可能性があります。

 

カフェインは1日400㎎以下だと安全と言われても、一体どんなものにどのくらいのカフェインの量が含まれているのかわからないと、具体的にイメージがわかないと思いますので、飲み物別のカフェイン含有量をご紹介します。

 

 飲み物

 1杯(1回)飲み物の量

 カフェイン含有量

 ドリップコーヒー

 150ml

 90mg

 インスタントコーヒー

 150ml

 90mg

 エスプレッソ

 50ml

 140mg

 ココア

 150ml(粉末5g)

 15mg

 ミルクココア

 150ml(粉末20g)

 微量

 栄養ドリンク

 50ml

 50mg

 コーラ

 500ml(ペットボトル)

 50mg

 紅茶

 150ml

 45mg

 ほうじ茶

 150ml

 30mg

 玉露

 150ml

 150mg

 緑茶

 150ml

 30mg

 ウーロン茶

 150ml

 30mg

 缶コーヒー

 180ml(缶1本)

 100~150mg

 

コーヒーなら1日4杯まで、紅茶は1日8杯までということになりますね、1日紅茶を8杯飲む人は、あまりいないかもしれませんが、コーヒーを1日4杯以上飲む人はたくさんいると思います。

 

仕事や勉強をする時には、コーヒーが手放せない、食後にはコーヒーを飲まないと落ち着かないという人は、カフェイン依存症になっている可能性があります。

 

ちなみに、この1日400㎎以上というのは、カフェイン依存症になるリスクがある量です。カフェイン依存症は、カフェインを摂ることがやめられないという病気ですが、すぐに命にかかわるものではありません。

 

でも、1時間以内に 6.5 mg/kg 以上のカフェインを摂取した場合や、3時間以内に 17 mg/kg 以上のカフェインを摂取した場合は、急性カフェイン中毒になって、命を落とす可能性がありますので、注意が必要です。

 

 

カフェイン依存症の原因

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カフェイン依存症の原因は、カフェインの取りすぎです。先ほど紹介したような飲み物を過剰に摂取したり、カフェインが含まれる薬剤を過剰に摂取すると、カフェイン依存症になってしまいます。

 

でも、なぜカフェインを摂りすぎると、カフェイン依存症になるのでしょうか?

 

カフェインには覚醒効果があるからです。人間の脳内では、アデノシンとアデノシン受容体が結合すると、疲労を感じます。「あぁ、疲れたなぁ」と感じている時は、脳内でアデノシンとアデノシン受容体が結合しているんですね。

 

でも、カフェインを摂取すると、アデノシン受容体とカフェインが結合しますので、疲労を感じにくくなり、スッキリした感覚を得られるんです。

 

このスッキリした感覚は、脳にとっては快感であり、またその感覚を得たいと思うようになります。そのため、「カフェインが欲しい!」と思うようになって、カフェイン依存症になっていくんです。

 

ただ、これを繰り返していくと、今までと同じ量のカフェインではその効果を得られなくなり、カフェインの摂取量が増えていき、しかもカフェインをやめられなくなるという完全なカフェイン依存症が出来上がっていくのです。

 

 

カフェイン依存症の症状

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カフェイン依存症は、カフェインを摂取しないと禁断症状が現れます。禁断症状には、次のようなものがあります。

・集中力の低下

・ソワソワする

・頭痛

・倦怠感

・疲労感

・抑うつや不安

・吐気や嘔吐

カフェイン依存症の禁断症状は、最後にカフェインを摂取してから12~24時間で現れ始めます。ただ、禁断症状が消失するのも比較的早く1~4日間で、これらの症状は消えてしまいます。

 

 

カフェイン依存症の改善・治療法

カフェイン依存症の人は、早めに改善・治療をしましょう。カフェイン依存症のままでも、今すぐ命にかかわるということはありません。でも、カフェイン依存症が悪化すると、さらにカフェインの摂取量が増えていって、急性カフェイン中毒になり、命を落とすリスクがあります。

 

また、カフェイン依存症が長期化すると、自律神経のバランスが大きく乱れてしまい、体調不良が続くことになってしまいます。

 

 

カフェインレスの飲み物を飲む

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カフェイン依存症の人は、カフェインレスの飲み物を選びましょう。コーヒーを飲まないと落ち着かないという人は、カフェインレスのコーヒーを飲むようにすると、カフェイン依存症を改善することができます。

 

「カフェインレスのコーヒーっておいしくないんでしょ?」と思うかもしれませんが、そんなことはないんですよ!確かに、一昔前のカフェインレスコーヒーは、あまりおいしいとは言えないもので、コーヒーの代わりと思っても、満足できるものではありませんでした。

 

でも、最近のカフェインレスコーヒーは馬鹿にできません。美味しいものがたくさん出てきていますので、一度試してみましょう。

 

また、ハーブティーや麦茶などのカフェインレスの飲み物も、どんどん飲むようにしましょうね。

 

どうしてもカフェインがやめられない。今は、1日コーヒーを10杯くらい飲んでいるという人は、少しずつカフェインの摂取量を減らしていくと、カフェイン依存症を改善できるかもしれません。

 

1日10杯を0杯にしてしまうと、さすがにきついと思いますので、今週は1日8杯、来週は5杯のように少しずつ減らしていって、最終的にはゼロにしてみましょう。

 

 

カフェイン依存症の治療は連休中に!

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カフェイン依存症の改善しようと思って、カフェインレスの飲み物を飲むときは、連休中に行いましょう。カフェイン依存症の人が、カフェインを断つと禁断症状が出てきます。

 

頭痛がしたり、身体がだるくなったり、ソワソワしたりなどですね。仕事中にこのような禁断症状が出ると、仕事がはかどらず、余計にイライラして、カフェインが欲しくなりますので、平日の忙しい時にカフェインを断つのはおすすめできません。

 

カフェイン依存症の治療のために、カフェインを断つのは仕事がない連休中に行いましょう。カフェイン依存症の禁断症状は1~4日で消失しますので、3連休か4連休の時にカフェイン断ちをすると、ストレスが少なく、カフェイン依存症を改善できると思います。

 

 

カフェインが欲しくなったら気分転換

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カフェイン依存症を改善する時には、「カフェインが欲しい」、「コーヒーが飲みたい」と思ってイライラしてしまうと思います。

 

そういう時は、イライラしたままにせずに、スッキリ気分転換をしましょう。

・ガムをかむ

・散歩に出かける

・炭酸飲料を飲む

・冷たい水を飲む

・深呼吸をする

・その場で簡単なストレッチをする

このようにちょっとしたことで、気分転換をして、カフェインのことを考えないようにすれば、禁断症状によるストレスが少なくなるでしょう。

 

 

一度リセットしたら、適量を守って

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カフェイン依存症の人は、カフェインを摂取しないようにして、一度リセットする必要があります。カフェイン断ちをして、禁断症状が消えれば、カフェイン依存症をリセットすることができます。

 

薬物依存症やアルコール依存症の場合は、治療をして、薬物やアルコールを断ったら、それ以降はその原因となるものを摂取してはいけないのですが、カフェインはそんなことはありません。

 

適正量を守って、カフェイン依存症にならなければ、またカフェインを摂取してもOKです。

 

ただ、脳が一度カフェインの快感を覚えていますので、すぐにカフェイン依存症になりやすいですから、カフェインは少なめに、1日コーヒー1~2杯にしといた方が安全だと思います。

 

また、先ほど紹介したようなカフェインレスコーヒーを上手に取り入れていくようにすると良いですよ。

 

 

まとめ

カフェイン依存症の原因や症状、改善・治療法をまとめました。

 

カフェイン依存症はすぐに命にかかわるものではありませんが、カフェイン中毒を招く可能性がありますし、自律神経のバランスを乱したり、胃を荒らす可能性がありますので、早めに改善して、リセットしておきましょう。

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