アメリカの自然療法を中心に指導している医師であるピーター・J・ダダモ氏が提唱している血液型ダイエット。血液型別の特徴に合わせたダイエットを知ることができます。このダイエットは、ミスユニバースの指導を行うエリカ・アンギャル氏も推奨するダイエットです。
B型といえば、わがままでマイペース。真面目にやっているつもりがなぜか好き勝手だと言われてしまうという方が多いでしょう。そんな性格的な特徴や独特の体質もしっかり考慮して、向いているダイエット方法を見つけ出すのがこの血液型ダイエットです。
B型ならどんな方法が向いているのか、NG食材やオススメ食材などと一緒に、B型の方にお勧めできるダイエット方法をまとめました。
B型のルーツ
B型のルーツは遊牧民族です。家畜とともに移動しながら生活してきた遊牧民は、その場その場でいろいろなものを食べる機会に恵まれていました。そのため、消化能力がとても高いという強みがあるのが特徴です。
胃腸も強くてどんなものでも食べられるので、いろんな食材をどんどん食べられます。
家畜のミルクなどを主に加工して食べてきているので、乳製品との相性も良いです。乳製品は消化に負担がかかるという血液型もありますが、B型の場合はむしろ積極的に食べた方が胃腸の調子が整えられる、というのも大きな特徴です。
B型が美しく痩せるための食材
そんなB型の美容フードはこちらです。
身体に利益をもたらすフード
ラム肉、 サーモン、 いわし、 ひらめ、 カッテージ、 チーズ、 ヨーグルト、 スキンミルクまたは低脂肪ミルク、 モッツァレラ・チーズ、 オリーブ・オイル、 オートミール、 ブラウン・ライス、 なす、 ピーマン、 さつま芋、 キャベツ、 ブロッコリ、 椎茸、 パセリ、 バナナ、 ぶどう、 クランベリー、 パイナップル、 緑茶
消化機能がどの血液型よりも強く、脂肪の分解も容易におこなえます。そのため、もともとB型は肥満などの問題を抱えている人が少ないとも言われているのです。
ルーツである遊牧民族がよく食べていたものをイメージしてみると、得意な食べ物がよく理解できます。他の血液型よりもスパイシーなものが多いのも特徴です。
B型が控えるべき食材
身体に不利益をもたらすフード
ベーコン、 豚肉、 カモ肉、 ハム、 チキン、 カニ、 うなぎ、 エビ、 カキ、 エスカルゴ、 ブルーチーズ、 ごま油、 コーンオイル、 サフラワー・オイル、 ピーナッツ・バター、 ピーナッツ、 ごま、 小麦が含まれた食物全般、 ウィート・ベーグル、 コーン、 豆腐、 トマト、 アボカド、 赤かぶ、 かぼちゃ、 ココナッツ、 柿、 シナモン。
ただ、B型は小麦粉由来の食べ物、ゴマやピーナッツなどに加えて豆類も苦手です。
ただ、消化機能が強い血液型なので、ここはあまり気にする必要はありません。あえて意識する必要があるのは、脂肪分が多い食べ物は控えること。油っぽい食べ物は苦手としているので、たんぱく質をとるにしても揚げ物は避けた方が無難です。
これまでも様々な食べ物を少しずつ食べてきた民族なので、前菜からメイン、デザートと少しずつ食べられる食事を意識すると良いでしょう。
自分で口にしてみて、冷えや疲労感、口臭やお腹の膨満感を感じる食品は苦手とする食べ物だと認識すると良いです。無理に控える必要はありませんが、積極的に食べなくても大丈夫です。
B型の体質の弱点2つ
B型はそもそも、ダイエットしやすいとてもラッキーな体質です。でも、ちょっとした弱点もあります。
ストレスへの反応が少し強め
ストレスを感じるとストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが少し多めに分泌されやすいのもB型の特徴です。たくさん分泌されることで、血流は悪くなって代謝が落ちて体も冷えて…と良いことは何もありません。
もともとそんなに積極的にダイエットしなくても痩せやすいB型なので、あえて激しいダイエットを選ばないようにした方が安心です。
気をつけないとお腹に脂肪がつきやすい
一度脂肪がつきはじめると、お腹からボヨンと出てしまうのもB型の特徴です。お腹が出始めてしまったらたとえ痩せやすいB型でも要注意です。食事のバランスを見直して、そんなに負荷をかけない運動を取り入れながらダイエットしていきましょう。
B型に向いているダイエット3選
遊牧民族由来のとても自由でふんわりとした雰囲気もまとっているB型。胃腸が強くて何を食べても大丈夫！というお得な体質も特徴です。
そんなB型に向いているダイエットは、バランス重視の低負荷なダイエットです。
ヨーグルトを取り入れたダイエット
ヨーグルトなどの乳製品を食べることで調子を良くするB型なので、ダイエットをする時も必ずヨーグルトを取り入れるのがおすすめです。朝ヨーグルトダイエットやアサイーボウルを活用したダイエットなど、ヘルシーで美味しくいろいろなものが食べられる方法で取り入れていきましょう。
たんぱく質をしっかり摂るダイエット
B型は低脂肪なたんぱく質をたくさんとって筋肉をキープしていくのもダイエットに必要不可欠です。脂質は少し苦手なので、揚げ物や脂身の多い肉などは避けて、ささみやラム肉、赤身肉などをたくさん食べるダイエットもおすすめです。
野菜もしっかり食べながら焼肉を食べてダイエットする、などの方法が選べるのもB型ならでは。バランスを気にしながらたんぱく質を意識していきましょう。
ゆっくり歩いたり軽く筋トレをしたり
ストレスには少し弱いという特徴もあるB型なので、ジョギングなどの高負荷な運動はできるだけ避けた方が無難です。リラックスしながらゆっくり歩いたり、心地よいと感じられる程度に筋トレを行ったりするのも良いでしょう。
お腹が出やすいので、週に3回程度の腹筋を習慣付けておくと良さそうです。
B型のダイエット方法と性格・食材についてのまとめ
・B型のダイエットにおすすめの食材
「ラム肉」「サーモン」「カッテージチーズ」「ヨーグルト」「オートミール」
・B型のダイエットに控えたい食材
「ベーコン」「豚肉」「小麦が含まれる食品全般」「ごま」「ピーナッツ」「小麦粉由来の食べ物」「ゴマやピーナッツ、豆類」
・B型の体質は、ストレス反応が強いこと、お腹に脂肪がつきやすい
・B型におすすめのダイエット方法
「ヨーグルトダイエット」「たんぱく質ダイエット」「ゆっくりウォーキング」「軽い筋トレ」
遊牧民族らしい、胃腸の強さやたくましさをもったB型。もともと痩せやすいので、ダイエットするにしてもそんなに大変な思いをしなくても大丈夫でしょう。
小麦粉が苦手なので、スイーツ好きだとお腹のぽっこりが気になるかもしれません。そんな場合は腹筋を習慣付けておくと安心です。バランス良くいろいろなものを食べながら、好きなものも楽しみましょう。
